溢れだす病院への不満。/あなたがその言葉を言ってくれるだけで僕の気持ちは救われる…。

大好きなばあちゃん!!
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昨日は子ども達はおらず、久々に僕1人でばあちゃんのお見舞いへ。

 

脳梗塞で倒れた直後以来だから、およそ半月ぶりかな?
で、子ども達がいないとあまり笑顔が出ないかなぁ~なんてちょっと不安げに病院に向かいました(;^ω^)

 

病室に着くと早速ばあちゃんからこのお話が。

 

ホント声にならない声なのですが、じっくりと単語を聞き取って推測するとご飯の事を言っているようでした。

先日も書きましたが、今ばあちゃんは絶食中なんですよね。
飲み込みはかなり良くなったけど、まだ完全じゃあないからなぁ。

元々食べることが好きな人なので、ちょっと可哀想なんだけど…

 

と、ここで僕の視界にあるものが。

 

ベッド横の棚の上にトロミを付けたお茶…

が、置きっぱなし(-_-;)

 

 

 

おい、このお茶蓋もしないでいつから置いているんだ…

 

 

 

とは言え、トロミも割とお金がかかるもの。
せっかくあるのでそれをばあちゃんに飲んでもらうことに。

が、しかし…

 

ばあちゃんの舌はカラっから。
おいおい…連休中だから看護師少ないんだろうか。

 

この渇き具合から見るにお茶も結構な時間放置されていたんだと思うんだけど。
全く…

いくら四六時中点滴を入れているとは言え、口が干からびる程乾くのはきついんだぞ(-_-;)

 

まぁ僕もこのところ忙しかったりばあちゃんが心配だったりでイライラしやすいんだと思うけど…
はい、お茶は全ておしまい!

 

喉が潤って少しは気分が晴れたかな?
食べ物が食べられない悲しみは減らないだろうけど、多少は…ね?

 

と、ここでばあちゃんからまた何やら発語が。

長いと全然聞き取れないのでゆっくり短くお願いしてみると…

 

 

 

 

…(“゚д゚)

 

 

 

なんと、僕の名前と併せてお礼を言ってくれました。

 

…入院してから初めてだったな、自発的に名前を呼んでくれたのは。
しかもお礼まで。

いや、嬉しかったですね。
以前は当たり前に聞けていたこの言葉。
当たり前に呼ばれていた名前。

それをこんな形で聞くことが出来るなんて…
あまりに嬉しくて…泣きそうになってしまった。

 

僕はばあちゃんの介護のキーパーソンではないけど。
何かしらばあちゃんが喜んでくれたり、キーパーソンのおばちゃんの助けになれたらと思って日々お見舞いに来ています。

元々ばあちゃんが好きでよく遊びに行っていたからねぇ。
でもその分不安や心配も勿論あって、先々を考えるとつい悲しい気持ちになったり…

 

暗い黒い気持ちはどうしても付き物でした。
でも、なんか今日は心が救われたなぁ…。

とかなんとか頭の中では思っていましたけどね。

 

そんな顔をばあちゃんに見せる訳にもいかないし、何よりかなり照れ臭かったので話題を変更w

 

さぁばあちゃん、うちの子ども達の名前も言ってみって首振るの早いなΣ(゚Д゚)

いや、これは仕方ないんです(笑)

 

今は認知症の関係もあってばあちゃんは子どもや孫の名前こそ言えるものの、ひ孫の名前はほぼ無理。

おまけにうちの女子達の名前ってかなりややこしいんですよね。
前にも書きましたが…

 

3人とも名前の文字数が同じ
しかも頭文字が同じ
おまけに2文字目の母音も同じ

 

ついで言うと3人とも名前は3文字なのですが、それぞれ嫁さんと長女・嫁さんと次女が違う文字で2文字全く同じ。

これは非常に分かりにくいと思いますw
大抵の親族は間違えて聞き返しますからね。

 

もっと言うと僕と嫁さんは漢字で氏名を書くと4文字なのですが、その内3つが同じ。
家族全員殆ど一緒なのですwww

フフフ、こりゃばあちゃんが即座に首を横に振るのも無理はありません。

そんなこんなでしたが、何だか暖かい気持ちになれた時でした。
今日は逆に元気を貰っちゃったかな!

 

 

この後看護師さんとちょっとお話をしてまた不満が溜まりましたが…
それは書くとしたらまた今度にしよう。

ホントはここに書くつもりだったけど、もう今回はこのまま暖かい気持ちで終わりです!

それでは!

(2018年5月2日FC2ブログ更新分を再編成)

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