鳥取砂丘 ここがなければ仕事も何もかも辞めていた/淡路関西車中泊その4

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癒しを求めて鳥取砂丘。
ここがなければ仕事も何もかも辞めていた、過去を振り返ると大げさではなく本当にそうなっていたような気がします。

それくらいあの頃は疲れていたし、そして癒しの空間を求めていました。

 

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鳥取砂丘周辺の駐車場

鳥取砂丘こどもの国を出発した僕たち。

そこから車で進むことわずか2分。

 

公園の駐車場に車を停めて僕たちは砂丘へと向かいました。

 

僕が鳥取砂丘に行くとき、その時の時間帯や砂丘内の行きたい場所によって車を停める場所を変えています。

 

砂丘の西側を歩きたい時は市営浜坂駐車場、東側を歩きたい時は砂丘会館といった感じですね。

それくらいここは広大で、そして人が多いです。

 

砂丘会館方面は観光客だらけで時間帯によっては無料エリアはほぼ絶望的です。

その際は鳥取砂丘有料駐車場(乗用車500円)に停める事になると思います。

 

では、ここから砂丘に向かいたいと思います。

 

どこまでも・いつまでも、鳥取砂丘。

鳥取砂丘(とっとりさきゅう)は、鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、代表的な海岸砂丘。山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、南北2,4km・東西16kmに広がる。観光可能な砂丘としては日本最大で、一般に立ち入れない場所も含めると青森県の猿ヶ森砂丘に次ぐ規模を誇る。1955年(昭和30年)に国の天然記念物に、2007年(平成19年)に日本の地質百選に選定され、伯耆大山と並んで鳥取県のシンボルの一つとされている(ウィキペディアより抜粋)

 

この日は3月後半とはいえ、日本海側からの北風が冷たく寒かったです。

帽子にコートを着込んで何とか散策できました。

 

 

長女はこれまでに何度か連れてきていましたが、次女は初めて。

 

次女
次女

なんじゃこの大きい砂浜は!??

長女
長女

いや、これ砂浜じゃなくて…

次女
次女

すごおぉぉぉぉい!!

 

大興奮で走り回っていました。

凄く大きな声で笑ったりはしゃいだり動き回ったり。

 

でも砂丘の西側のエリアは比較的人がいないので大丈夫です。

思う存分動き回ってきなさい。

 

ここはね、僕にとって非常に大きな場所でもあるんです。

今回は次女に見せたくて立ち寄りましたが、今まではこの砂丘が旅の最終目的地として訪れる事も多かった。

 

僕は疲れ果てた時、非現実的な空間を求めて自然に満ち溢れた場所を求めるんですよね。

その条件に一番合った場所がいつもここでした。

 

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どんな時も癒しを与えてくれた。

僕は決して心の強い人間ではないです。

時に日常から逃げ出したくなったり、何もかも投げ出して放置したくなる時だってあります。

 

しかし、若く結婚して嫁さんも子どももいる。

まだまだ自分が大人として未成熟なうちに親となったことで、簡単に仕事や嫌な事から逃れる訳にもいかなくなったんですよね。

 

あまりにも嫌になって投げ出したくなった。でもそれは出来ない。

ではこの負の感情をどうするか。。。

 

 

大好きな自然に囲まれて癒されて気持ちをリセットしよう。

 

 

そう思い立ったってここに訪れたのは今から10年以上前でした。

そして、この壮大な砂丘に惚れ込み、何かしら通う事になりました。

折角なのでその当時の写真も含め、今まで訪れた時を記してみようと思います。

 

2008年9月

初めて訪れたのは2008年9月。

まだ3才だった長女を連れてやってきました。

 

この頃は今の様にきっちりタイムスケジュールを組んでの旅ではなく、そしてナビもなかったので地図と道路標識を見ながら行き当たりばったりでこちらにやってきました。

 

今の職場に勤めて3年目。色々と葛藤や鬱憤なんかがあったんでしょうね。

砂の上に寝転んで3時間くらいボケーっと空を眺めていました。

(その時長女は途中から寝ていましたw)

 

今までにない幸せな時間でしたね、砂丘を出る頃には夕方になっていましたが気持ち良く車を走らせた記憶があります。

 

2009年5月

この時はもう病んでいないです(笑)

嫁さんの弟とどこか遠くに行きたいねぇという話になって、突発的に選んだのがこの鳥取砂丘でした。

この後さらに北上して滋賀県の琵琶湖まで行って来たのですが…

 

この時も無計画で行ったので着いたのはまさかの真夜中w

湖を全く堪能する事もできず、そのまま帰りました。

やっぱ計画は大切ですわ^^;

 

2013年3月

7才になった長女と旅に出ました。

実は僕、2011年の春先から1年程股関節をやらかしてまして松葉杖生活をしていたんです。

 

なのでこの間の写真は極端に少ないのですが、ようやく回復して出歩くことが出来るようになったので発散したくてまたこの砂丘にやってきました。

自由に動き回れることの素晴らしさに感動しながら砂の山(馬の背)を駆け上がっていましたね。

 

2015年9月

10才の長女と。

この頃はかなりしっかりと計画をたてて車中泊の旅に出るようになりました。

で、夜と昼の砂丘の違いを見たくて付近の道の駅に泊まってみることに。

 

上の写真は夕暮れ時。

遠くに漁船の光が見えて幻想的でしたね。

夜の砂丘、ちょっと物悲しいけどかなり素敵だし絵になりますよ。

 

そして翌朝。

馬の背をダッシュで一気に駆け上がる長女。

さすが4年生にもなると体力が有り余ってます。

 

2017年3月

更に2年後。今書いている記事での鳥取砂丘ですね。

この時も病んでいる訳ではなく、次女に砂丘を見せたくて来ています。

次女の喜びようったらありませんでしたね。

 

そして、この時点でもう当面は鳥取砂丘に来ることはないだろうと思っていました。

5回も来たし、長女も次女も連れてきましたからね。

 

しかし、半年後に事件はおこりました。

 

2017年10月

なんとたったの半年後にまた来てしまいました。

この年は職場で度重なる事件がおきましてね。

 

部下同士の人間関係悪化で揺れる職場。

介入するも最終的に1人の職員を辞めさせてしまった自分の不甲斐なさ。

このような結末で部下がやめてしまったことがそれまでになかったのでかなり堪えてしまいました。

 

そして別の件で上司とこじれてしまった僕。

半月間も冷戦状態になり様々な人を巻き込んでしまいました。

 

久しぶりに何もかもが嫌になり、これはもう気持ちを整えに行くしかないと思い再び癒しの大地鳥取砂丘へ。

 

全く、弱い人間だね俺は。

でもお陰様でどうにか気持ちを整えることが出来たし、それからドライに徹することで自分を乱さず日々生きることが出来ています。

結局どう生きるのかは自分自身で考えないといけませんからね。

他人を頼ったり信用しすぎてもダメ、最終的に信じるのは己のみです。

 

何か暗くなってしまいましたね。

上のグーグルビューは砂丘の馬の背の頂上付近から撮影されたものです。

 

360度見渡す限り砂丘。

鳥取砂丘の疑似体験ができますよ!

 

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ありがとう、さようなら。

砂丘の色が変わってきましたね。

少し物悲しい雰囲気になってきました。

 

 

 

 

 

 

この時の時刻は17時。

そろそろ次の場所に向かわないとですね。

 

いつも癒しをありがとう。

もう疲れた状態で訪れたくはないけれど、またきっと行きたいと思います。

 

さようなら、鳥取砂丘。

さようなら、昔の俺。

 

今回のお話の続きはこちら↑↑↑からどうぞ。

コメント

  1. 何か文章読んで泣けてくる。
    色々あったときに癒しを求める場所ってあるよね。僕の場合は海です。あの限りなく広がる水平線。
    今はこちらも前向きにやってます。頑張りましょうね♪

  2. 私も近いので、何度も訪れていますが、近頃車で乗りこんだり、大きな落書きがあったりとニュースになってます。馬の背登るのがきついですよね。

  3. プニプニ より:

    これは…心が洗われますね。
    素敵な場所です。行ってみたいなぁ。

    どうでもいいですが、
    >砂丘の西側を歩きたい時は市営浜坂駐車場、西側を歩きたい時は砂丘会館といった感じですね。
    いずれにせよ西側を歩いてる(笑)後者はきっと東ですね(^^;

  4. marimo より:

    ほんま、文章読んで泣けてきた。
    色々あったんやな。

    バカワインさん共感するやろな~と思ったら案の定^^

    で、鳥取砂丘は日本一じゃなかったんか!
    これに一番びっくりしたw

  5. スヤスヤ より:

    お疲れ様です(´;ω;`)
    色々あったのですね…
    でも、心癒してくれる場所は大事ですね( ˘ω˘ )
    まして、大切な人と行くからこそ
    より心が洗われるのかもしれませんね♪

    僕はド田舎の内陸な上、出掛けないので
    海にすら縁がないけど素敵な景色ですね(*´˘`*)♡
    いつも素敵な写真をありがとうございます♪

    僕の場合はインドアなので
    素敵な人がいっぱいいるネットが癒しの場かも(笑)

  6. Nick Ollie より:

    いろいろあったんですね。人間関係は難しいものねえ。

    そして鳥取砂丘、いろんな気持ちを包み込んでくれる大事な場所なんだねー。こういう包まれるような場所、必要ですよね。私もこういう、「ここだ。ここしかない!」という場所が欲しい。

  7. 癒しの空間があるコトは素晴らしいですね。(((uдu*)ゥンゥン
    人間なので衝突してアタリマエ。その事をどう処理できるかがその人の強さだと思います。

  8. 見崎晴 より:

    自分は関東在住なので、鳥取砂丘は残念ながらまだ一度も行ったことがないし、それに思い立ってすぐ行けるような距離でもないのですが、写真を見ているだけでも雰囲気が伝わってきました。
    将来的にはいつか行って見たいなぁと思います。自然の力は偉大ですね!!

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