これまでのお話
給油タイム 青森県八戸市
青森県三沢市にある”三沢市民の森温泉浴場”にて破格のお値段で入浴を済ませた僕たち。
さっぱりしたところで再び移動の再開です。
南に向かって進んでいるのですが、看板には八戸や宮古、久慈などの地名が多くなってきました。
八戸は青森県の南東にある町、そして宮古は岩手県の中心から海沿いに面した広い場所です。
今回の旅での折り返しその1パートでは、宮古のような太平洋側に面した街に訪れながら関東を目指していくことになります。
因みに先に書いておくと、折り返しのその1パートは青森県から関東北部、パート2は関東から関西となっていますね。
タイトルにもある通り、本州の北端と南端を目指す旅なので、後半ルートの一番の目的地は南端の和歌山県です。
ただまぁ、この東北地方はこれまでじっくりと訪れることがあまりできなかったので、今回は下道で色々とめぐりつつ南下して行くルートにしてみました。
食べたいものも沢山ありますし、楽しみです。
で、結構栄えた街にやってきたところで給油のお時間です。
4日目にして6回目の給油タイム。…やっぱガソリン代が車中泊のネックだなw
仕方ないのだけど。
こうなるとやっぱいつかは燃費の良い車を買うことも検討しないと勿体ないよなぁ…。
僕はカーフェリーをよく使うけど、その関係で車体が長すぎる車は金額が上がってしまうのでせめて5m以内、尚且つ高速料金を考えると軽自動車で、おまけに燃費がかなり良い車…?あるのかそんな車。
せめて軽自動車であることを諦めればあるかもしれないけども。むむ…。
まぁ、新車をすぐに買えるようなお金なんてないのですがね、夢は膨らむばかりです(笑)
この写真にゲオが写っていますよね…
さて、給油後もしばらく都会な町並みを進みます。
前日はほぼ建物の無い場所を走っていたので、なんだか新鮮です。
あと、この写真にゲオが写っていますよね。ゲームなどを売っているあのゲオです。
このお店があとでこの旅で圧倒的な存在感を示すことになるのですが…それはまた後日お話することになります。
まさかこんなに家から離れた場所でゲオがキーポイントになるとは誰が思ったでしょう(笑)
で、時刻は16時30分。
先程の銭湯から1時間30分南下してきましたが、この辺でちょいと休憩していきましょう。
道の駅はしかみ 青森県三戸郡階上町
青森県三戸郡階上町にある道の駅、はしかみ。
もう青森県の中でもほぼ一番南まで下ってきました。
時間が17時に近くなっているので人はほとんどいません。
あと、集合型のショッピングセンターに近い形態なのかな?駐車場の周囲にぐるっと様々な店舗が設置されている感じです。
パン屋に整骨院にたこ焼き、コーヒー…多種多様な店舗ですね。
そしてくるっと後ろを振り返ると
でっけぇ雪山!
そしてさっそく群がる九州人w
雪を見る機会がホント減ってきているので見かけると身体が自動的に動いてしまいます。
店内。(賞味期限が少し近づいてきたお土産お菓子などが半額とかで売っているので、期間を気にしない人はちょっとお得かも)
アンド、スタンプゲット!
ちょっと可愛らしいスタンプよね。
といった感じで、青森県の一番南にある道の駅散策はこれにて終了!
青森県楽しかったな~、またその内訪れると思いますが、その時はもしかしたら北海道に渡る直前に立ち寄る…なんてことになるかもしれません。
では、ここからは高速道路(無料区間)にも乗りつつ、南へ進んで行きます。
三陸沿岸道路は…
先程の道の駅はしかみを出て少しのところから三陸道へ。そしてこのまま岩手県へと舞台は移ります。
この三陸道…正式には三陸沿岸道路は宮城県仙台市宮城野区から青森県八戸市に至る高速道路で、無料区間(鳴瀬奥松島IC – 八戸是川IC)が連続330 kmを超える、日本最長の連続無料区間を有する高速道路とのことです。
こういった事情を鑑みると、日本最長の連続無料区間を有するというのも納得がいきます。
で、今回はありがたく利用させて頂きます。
途中で寄り道をしつつも、最終的に仙台まで走ってみたのですが全体的にアップダウンも少なく(ゆっくりジワジワと長い坂道はあるけど)かなり走りやすいのではと感じました。
車もそこまで多くないので2車線でも不便はありませんし、僕の地元に近い東九州道も似たような感じの構造ではありますがこっちの方が走りやすかったなー。
直線が多いので疲れにくい感じです。
で、最初の寄り道。
ナビに案内されるまま、洋野宿戸というインターチェンジで一旦下車します。
無料区間の高速道路は乗降りで金額を気にしなくて良いから気楽です。
東日本大震災の爪痕
洋野宿戸は岩手県洋野町にあるインターチェンジ。
ついに岩手県に入りましたが、その中では一番北にある町のようです。
さて、ここは岩手県の沿岸部、ということはつまり…
東日本大震災の被害を受けた地域ということです。
この辺りから福島県を抜けるまでは至る所に上記のような案内板がありました。
あれから10数年。
もっと早くに訪れたいという気持ちもありましたが、かえって迷惑になる可能性もある。そんな自問自答を繰り返していたらしっかりと訪れるのが一番最後になってしまった東北地方の太平洋側。
おまけに、気軽な気持ちで旅行で来ても良いのかどうかも分からず。
でも、10数年経った今なら…
犠牲にあってしまった方々のご冥福をお祈りしつつ、そして先人たちの想いを胸に刻むこともきっと何か意味があるかもしれない。
例えば南海トラフ地震が西側でおきた場合、僕の家は高確率で津波の被害にあうのですが、そういった面でも勉強させて貰うことも踏まえて今回はこの地にやって来ました。
とまぁ、そんな感じでさすがに気楽に気軽に訪れる、ということは僕には出来ない場所ではあるのですが、そういった面も踏まえつつ観光をしていこうと思います。
長女には「それって大切だけど旅行で行うことじゃなくない?」と言われましたが、九州からだと旅行じゃないとここまで来ることってあんまりないのよ…。マジで。
で、沿岸部から少し内陸部に進んでいたのですが、あれ。
雪が…
雪がすげぇ増えてきた。
結論から言うと、今回の旅では積雪に悩む場面はそこまでありませんでした。
途中悩んで最終的に1か月ほど期日をずらしましたが、それが功をなしたのか運よく東北では晴れた日ばかりだったようです。
(しかしまぁギリギリ回避できただけで、ヒヤヒヤする場面は多かったです)
積雪区間に入ると大幅に時間ロスする可能性がありますからね、良かった…。
で、ここで休憩地点にたどり着いたので、少しブラブラしていこうと思います。
雪深い地にある道の駅 おおのキャンパス
うぉお、ここも雪すげぇ~~~
今回の旅で一番雪すごいな…
僕の中では東北でも雪が多いのは日本海側や一番北の青森県とかで、太平洋側に面している場所はそこまでないと思っていたんですけどね。
いやいや、太平洋側と言ってもそこは東北地方。なめていました。というかなんなら今回の旅で今のところここが一番雪多いわw
どうやら近くには温泉もある模様。
かなり寒い場所だったので、ここで入ったら気持ちよかったでしょうね!
さて、時刻は17時過ぎ。
ここからは一気に暗くなっていくので、気を付けて進むことにしましょう。
まぁ…まだまだ雪が多いのでね、ちょうど一日前の記事にも書いていますが、夜×積雪の組み合わせは最悪ですからね。
さっさとこの積雪区間を抜けることを念頭に入れつつ、気を付けながら進んで行くのでした。
それでは今回のお話はここまです。
ご覧頂きありがとうございました。また次のお話にもどうぞお付き合いください!
今回のお話の続きを読む場合はこちら↑↑↑をご覧下さい。続きのページは公開開始後に表示されます。
これまでの車中泊旅行記
かなり古い記事もあるので今と書き方が違うものもありますが、良かったら併せてお楽しみ下さい。
以下、車中泊メニューです。
コメント