パパはきょうだい児(障がい者の兄弟姉妹)。特集②:号泣して気付いたこと、我慢しなくても良いんだという事。

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きょうだい児とは”障がい者の兄弟姉妹”のこと。
僕はきょうだい児です。

 

パパ
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このことに関しては度々このブログで出てきていますので、気になる方は詳しく書いたコチラ↑のページをご覧下さいね。

 

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福岡京築きょうだい会れんげ想

全国で数少ない”障がい者の兄弟(きょうだい児)”にスポットを当てた活動をしています。

会長は僕、森下。

今(2020年6月現在)は僕が病気の為活動を自粛していますが、また動き回ることを夢見ています。

 

この時↑↑↑の活動で、今回から掲載するパンフレットの内容が完成しました。

その後、福岡県の京築地域の社会福祉協議会を中心に配布が開始されています。

※京築とは福岡県を4分割した右上らへんの地域です。

 

福岡県苅田町社会福祉協議会

僕たちの活動の母体となっている社協の1つです。

こちらの公式ホームページに今回から載せるパンフレットがPDFデータで掲載されています。

 

地図

参考までに、場所はこちらになっています。

 

お問い合わせ

093-434-3641

会に参加されたい方や気になる方はこちらの番号までどうぞ。

担当は局長の古賀さんで、”もりりんパパのページを見て電話した”と言えば話がスムーズかと思います。

 

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やさしすぎ(僕:MT 兄:DT)

僕は「やさしすぎ」とか「神様みたい」と言われることがあります。

 

褒め言葉として言われることもあれば、逆に「甘すぎ」って意味で言われることもしばしば。

この「やさしすぎ」な性格を作り上げた要因の一つが、うちの兄の存在だったのではないかと思うので、ちょっと兄の話をしたいと思います。

 

僕の3つ上の兄は知的障がい者です。
一言でいうと、変わった兄でした。保育園に通っていた僕と背丈がほぼ一緒でした。
喧嘩すると十中八九、兄ではなく僕が勝っていました。

 

小さい頃の僕は、兄を泣かせることが結構あり、親によくしかられました。
よく考えたら、兄弟喧嘩したら普通は兄が勝つし、怒られるのもだいたい兄なのではないかと思いますが、僕たちの場合は逆でした。

 

他にも、兄にはいくつか不思議なところがありました。

 

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兄の不思議なところ

片手にお気に入りの積み木を持ち、それを回しながら歌を歌うという遊びを毎日やっていました。
学校に行くのをすごく嫌がっていた時期もありました。

 

あとは、遊園地に行ったときにお漏らしをしていたりとかもあったなと思います。
もちろん、勉強も僕よりできませんでした。
他の子のお兄ちゃんを見ると、背は高いし、喧嘩で弟に負けることもなく、積み木をもって謎の歌を歌いだすこともありません。

 

なんとなく、うちのお兄ちゃんは違うんだなというのは、小さいころから感じていました。

僕がだんだん大きくなってくると、力関係や役割が逆転し始めたように思います。
兄とは一緒に遊ぶこともよくあったのですが、兄はゲームのルールは覚えられないし、基本的に僕が勝つので、こっちがうまく手加減をしながらじゃないと、一緒に遊べません。

 

買い物に行くと、時々どこに行ったか分からなくなるので、僕のほうが兄に対して気を付けておかないといけません。

 

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涙が止まらなかったこと

ただ、兄は兄で、「自分がお兄ちゃん」と言う自覚があるので、下手に僕がサポートしようとすると嫌がりました。
うっかり兄のプライドを傷つけて泣かせてしまったこともありました。

 

兄との生活は【相手のプライドは傷つけないけど、さりげなくサポートはする。】ということの連続だったように思います。

 

大変ではあったのですが、その代わり「構いすぎないけど、必要な時は助ける」ってスキルはものすごく上がったような気がします。そんな生活を繰り返しているうちに、「やさしすぎ」な僕が出来上がっていきました。
たぶん、兄との生活のおかげ(?)で他人の多少のミスとかはどうでもよくなったり、人を助けるのが当たり前になったりしたからだろうなと思います。

 

ただ、僕もいつも「神様」にはなれません。
兄との生活は面白いこともあったけど、大変なこともありました。

そんな中、ネットで検索した時に見かけた”きょうだい児”という言葉。
そして、”きょうだい”だって辛い時もある、助けて貰ってもいい時だってある。
サポートされる側でもあるんだから大丈夫、という言葉を見かけました。

 

その文字を見て、涙が止まらなかったことを覚えています。
あぁ…僕はいつも我慢したり、サポートをする側だったけど、助けて貰ってもいい存在なんだ…って。

 

きょうだい会では、本当はキツかったこと、ほんとは助けてほしかったことなども素直にお話をしています。

 

普通の人になれる場所

僕にとっては、ここは「神様(?)」から「普通の人」になれる場所です。

 

もし、障がいのある家族のことで話せていないことがある人は…
たまには肩の荷を下ろして、僕たちと一緒にお話ししてみませんか?

 

僕のように楽な気持ちになれる、かもしれません。

コメント

  1. すごいスキルが身に付いていますね。( ゚д゚)ウム 恐らく、レベル50くらいで身に付けるやつ。でも、時にはソレを振り払って自由に過ごすのも良いですよね。

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