前々回の記事で初めて車中泊を計画する場合はとりあえず宿泊先を道の駅に設定しましょう、という記事を書きました。
勿論ただ闇雲に設定するのではなく、注意点や禁止事項なども掲載しています。
で、宿泊地を決めたらあとは人それぞれ考え方によって決める内容が変わってくると思うんです。
例えば僕のように分刻みで計画をたてる人は次の目的地ごとへの時間や距離まで計算しますし。
アバウトに現地で移動しながら考えたい方はざっくりとした計画になるでしょうし。
私はとにかく観光地の美味しいご飯を食べたいな。
あんたはお店の開店時間と込み具合は徹底して調べるもんね。
うちの嫁さんみたいに食べ物やに関しては全力を尽くしますが、その他移動などは別に気にならないという方もいると思います。
うん、十人十色ですよね。
しかし…車中泊の旅は基本車での移動。
車で移動するにあたってまず切ってもきれない重要な物があります。
そしてそれだけは旅の計画時に配慮しておいた方がよいであろう物なんです!!
今回はそんなお話をお届けしたいと思います。
過去に僕が実際に失敗してしまったこと。
そもそも今回のお話は僕の失敗談に基づいたものです。
そう、凄く大切なことなのに計画に入れ忘れて大変な目に遭いました。
で、車で移動するにあたってまず切ってもきれない重要な物。
それはずばりガソリンなんですね。
…当たり前なことを言ってますよね?はい、当然っちゃ当然です。
しかし、長距離移動をしている時にこの当たり前を忘れてしまうと…もうお先真っ暗になりますよ。
これは昨年の12月に長女と九州1周をした時のお話。
この回でやってしまったんですよね(-_-;)いや、一応ギリギリセーフか。
てか、今までも散々危なそうな時はあったんです。
ガソリンの残量がゼロに近づいてきて、ヒヤヒヤしながら運転するパターン。
しかしいずれも町中だったのでどうにか難を逃れていました。
そして、その後の計画時には自分の行きつけのガソリンスタンドのチェーン店を調べておくようにしていました。
でも、それでもたまに忘れて計画に入れそこなうんです。
昨年12月はバタバタ計画をたてたからな、ついうっかり…。
そんな時に限って生死をさまようような展開になってしまうんですよね。
どんなパターンだとどれだけ危ないかを状況別に分けて書いてみたいと思います。
都会の一般道の場合
これは一番危険度が低いパターンです。
ガソリンスタンドの会社によほどこだわりがない限りはどこでも入れられると思います。
たとえばこの写真に出てくる大阪~神戸間の場合。
ここでも役立つグーグルマップ(笑)いや~、とりあえずグーグルがあればなんでも出来ます。
うん、この区間はまずガソリンスタンドの心配はなさそうね。
さすが都会です。危険性ほとんどなし!
都会の一般道(夜)
夜になると閉まるスタンドもあるとは思いますが、セルフの給油所は開いているところが殆どではないでしょうか。
先程の地図を見るにセルフスタンドがかなり多いので大丈夫と思います。
よって都会の一般道(夜)も危険性は殆どなし!!
高速道路(昼)
高速道路は区間によります。
サービスエリアの設置間隔は概ね50キロに1つ(北海道は概ね80 kmおき)と定められているようですが、場所によってはもっと距離があく場合もあります。
大分県の別府方面から北上した場合、次のサービスエリアである古賀SAまでは何と135Km!!
以前はこの間にガソリンスタンドがなかった為ガス欠の車が頻発していました。
流石に数年前、その区間の中間地点にある今川PAにガソリンスタンドが設置されましたが(;・∀・)
苦情が多かったのでしょう(笑)
高速道路には休憩所があるから別に大丈夫だろう…そう考えていると時に大変なことになりますよ。
おまけに高速は重大事故に繋がりやすいので尚更注意が必要です。
高速道路(夜)
夜になると高速道路でも営業を終了するガソリンスタンドはあります。
てか、結構多いです。
詳しくはNEXCO西日本の公式HPをご覧ください。
全国の高速道路のガソリンスタンドの場所と営業時間を見ることができますよ。
高速道路のガス欠の危険性、中です!!
田舎の一般道(昼・夜)
こちらも場所によります。
よります、が…結構ないですよマジで。
写真の場所は山口県下関市の超有名スポット・角島なのですが、自然豊かなだけあって田舎です。
で、やはりガソリンスタンドの量はかなり減ってしまいます。
少し遠くに進むと大きな町があるのですが、その距離がガス欠寸前の時は怖いんですよね。
で、夜のなると状況は更に悪化します。
田舎ってセルフのスタンド少ないですからね、閉まるのも早いんです。
そんで、田舎でガス欠寸前になってしまうと焦りますよ(-_-;)
- とりあえず車を停めてナビで調べる
- ナビで出てきたスタンドが営業中かスマホで調べる
- てか、車を停めている間もガソリンくうよな、じゃあエンジン切ろう
- いやいや、エンジンってかける時にガソリンくいそうよね
- じゃあもう走りながらどこか見つけよう
- 見つからない、やばいどうしよう
- あぁ…もう終わりだ、JAF入ってたっけ?
あ、これ僕がガス欠に陥りそうになった時の頭の中です(笑)
いや、マジでこんな感じになるんです。
で…短い距離の旅ならまだ大丈夫なのですが、次の目的地が300Km先の時なんかについ無理して走っちゃって山の中とかに差し掛かった辺りでガソリンが減ってきて焦るんです。
因みに僕はJAF会員になっているのですが、それでも相当なタイムロスになるのでこの時は焦りまくっていました。
はい。そんなわけで田舎の一般道、ガス欠の危険度は大~特大となります!!!
いつ何時でも心に余裕のある旅をして下さい。
どんなタイミングでガソリンが足りなくなってピンチに陥るか分かりません。
そうならない為にも、旅の計画時にガソリンスタンドの場所を探しておくことを強くおすすめします。
心に余裕がなくなると事故にも繋がりかねませんからね(;´Д`)
僕も今後は更に気を付けていこうと思います。
車中泊データ 便利コラム
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コメント
これは、本当にそう!普段ガソリンスタンドを探すことに苦労してない都会暮らしの人こそ、チェックが必要ですね(^▽^;) まさかガソリンスタンドがないなんて思ってもないし、意識下にないですから(゚∇゚ ; )w バイクでは1度ガス欠を経験しました(ノД`)シクシク
ありますねーこれσ(^_^;)
私も先日同じ思いをしました ぎりセーフでしたけどこれは怖かったです( ̄▽ ̄;)
あと、田舎に出たときはトイレも把握しておきたいです コンビニもないところも結構あったので…
たぶんドライブ放浪している人はみんな経験しているんだろうなぁ、と^^ ガス欠の恐れに冷や汗かきながら運転するのは、本当に精神衛生によくない…私がドライブ放浪を始めた頃はネットやナビもなかったので、それはもう…。
は~い、都会人のmarimoです^^
おっしゃる通り、ガソリン切れのランプがついて出発しても「目的地について、帰りくらいに入れたらいいか~♪」って能天気な発言をするくらい、困らないw
自転車圏内でも10か所くらいある~。
そして、そういう子が高速に乗るとエライ目に遭うんだよね(笑)
そりゃ一番重要なやつですね。小生の場合は遠出の時は、ガソリンのメーターが三分の一になったら問答無用で入れるように。高速に乗るときは半分でも入れちゃいます。後々安心ですから。それと現地到着した時点で必ずメーターを確認、乗っている車の平均燃費から逆算して動く距離を考慮してます。気が付いたときは・・・やばい・・・ということを、イヤ!というほど若いころ経験してますのでww