驚異の遺伝確率を紐解く。
僕が今まで聞いている話だと、この水疱の症状は母方の祖母のさらに親の世代から遺伝してきたそうです。
祖母(このブログにたまに出てきていた父方の祖母ではなく、既に10年ほど前に亡くなってます)も夏場での通学はかなり苦労したと言っていました。
当時はそこまで車も普及していなかったらしいですからね。(祖母は大正11年生まれ)
あまりにも痛みが酷い時は学校の先生が自転車の後ろに乗せてくれていたらしいです。
戦時中の表皮水疱症。
※画像は2020年8月16日更新の”子どもの頃、毎年8月6日が怖かった。”より。
そして昭和初期の戦時中。
当時は北九州市の八幡製鉄所付近に住んでいたので、空襲で逃げるときなんか本当に大変だったとか。
痛いけど逃げるしかないですからね。
足を引きずりながら屋根から屋根へと飛び移り、焼夷弾によって燃えた家から逃げたなんていう壮絶な話を聞いたことがあります。
その模様はこちら↑↑↑からどうぞ。
表皮水疱症の遺伝確率。
難病情報センター【難病情報センター(一般利用者向けページ)】によると、
遺伝確率は何とも50%とのことで…。
50%…
50%!!?
遺伝確率たっか:(;゙゚”ω゚”):
うーむ、でも…
前回の記事にも書いた通り、僕の兄弟は全滅なんですけど。
確率50%じゃない気がする。
という訳でね、ちょっと気になったのでうちの家系をモデルに調べてみることにしました。
祖母の兄弟やその上の世代のことは聞いたことないから省略するとして、その子ども世代(僕の母親の兄弟)からいってみます。
母親世代の遺伝確率。(67%)
僕の母親は3人兄弟の末っ子。
・1番上の姉は表皮水疱症遺伝
・2番目の兄は遺伝なし
・3番目の母は表皮水疱症遺伝
いとこの遺伝確率。(17%)
その1番上の姉の子どもは2人。
・長女は遺伝なし
・長男は表皮水疱症遺伝
2番目の兄の子どもは4人。
・長女遺伝なし
・長男遺伝なし
・次男遺伝なし
・三男遺伝なし
そもそも母親の兄は表皮水疱症になっていませんからね。
その流れで4人の子ども達には遺伝していないようです。
そして…
僕の兄弟の遺伝確率。(100%)
僕の母の子どもは僕を含めて3人。
・長男の僕は表皮水疱症遺伝
・次男も表皮水疱症遺伝
・三男も表皮水疱症遺伝
おまけに1つ下の弟は重度の知的障がいのダブルパンチ。
おい( ゚д゚)
ちょ、うちちょっと悲惨なのですがW
まぁ確率の問題なのでね。
僕の母親が悪いわけではないのです、こればかりは仕方がない。
そして僕には皆さんご存じの通り子どもが2人いますが…
我が家の遺伝確率(50%)
うちの子ども達…
・長女は表皮水疱症遺伝
・次女はおそらく遺伝なし
うむむ…。
という訳で全部で14人出てきましたが、その内遺伝してしまったのは7名…
結果。
え。
あっ、確かにちょうど50%だわ(・д・)
それにしても僕の兄弟に集中しすぎじゃないかい…。
親として、子に申し訳なくて。
とはいえ、こればかりは確率の問題なのでどうしようもないですしね。
繰り返しますが、僕の母親が悪い訳ではないですから。
でも親からしてみればやはり思うところはあるかもしれません。
僕もやはり長女には申し訳ないなと思ってしまうんです。
1歳の頃1人歩きをし始めた時に水疱が出来たのを見たときはショックでしたし。
なので出来る限りの手助け(外出時の気遣いや応急処置方法の伝授やら何やら)は引き続きしようと思ってます。
これに関しては嫁さんもかなり色々と考えてくれていますしね。
その辺や長女の現状、まとめに関しては次回にお送りします。
コメント
確立なのである程度の偏りは仕方がないとはいえ…。(-ω-;)ウーン
ぴったり50%、、、それにしても高い遺伝確率。こんなの遺伝してほしくないですよね。