これまでのお話
秋田県を更に北上
車中泊3日目です。
九州を出発していよいよ青森県の手前(花輪SA)までやってきました。ここから更に北上です。
青森まで85km・秋田まで146km。もう青森の方が近いですね。
で、先ほどの花輪SAを出発して早くも1時間が経過しました。
本州最北端かつ青森県で唯一のサービスエリアがあるので、最後の休憩(行きの高速道路での)を取ろうと思います。
本州最北端かつ青森県で唯一のサービスエリア
青森県平川市沖館比山館にある津軽SAです。
こちらのSAも規模はPA並みですね、これはどうしても利用客(交通量)=施設の規模になってしまうのでこれは仕方がないところ。
まぁ、当のサービスエリア側もそのことは理解しているようで、なんとこちらのSAのPRを目的とした自虐的な内容の横断幕が下り線の碇ヶ関IC – 大鰐弘前IC間に掲出されているようで…(2019年6月20日以降)
その内容が…
というものw
なんかこういうの好きwww
自虐的にアピールできるその卓越した部分は学びたいところです。
まぁ確かに貸し切り状態とはいかないものの、かなりスカスカの状態ではあったなw
こんな感じでね。でもコンビニも出来ているので便利だとは思いますよ。
因みに昔は色々と設備があったようで、2005年9月30日に下り線のガソリンスタンドとレストランが閉店。上り線もガソリンスタンドが2007年2月28日に閉店、レストランもSガストに改装されたのちに2008年8月31日に閉店した…という歴史があるのはあります。
これはもう仕方がないとは思うけどね( ̄▽ ̄;)
コンビニ前のスペースに設置されていたスタンプをゲットし、気分転換用のコーヒーを購入してこちらのSAも出発です。
時刻は11時、長い間走り続けた高速道路も残りわずかです。
久々の一般道
少し進んで、青森まで32kmの案内板が出てきました。
雪は所々積もっていますが、とりあえずは高速道路を走っている間は大丈夫そうな感じです。
そしてその青森IC。
ついにここまで来たといった感じではありますが、ここでは降りずにもう少し先へと進みます。
そしてお次の青森中央。
こちらの出口から高速道路を降りまして、久々に一般道を進むことになります。長かったけど楽しかあったなぁ。
事故さえなければ一般道よりも高速道路の方が楽なのよね、人が飛び出してくることもないしね。
料金は20000円弱!これが高いのか安いのか…
まぁ時間はかかるし別途ガソリン代もあるけど、荷物載せて人も連れてこの値段なら良いのではないでしょうか。
それは置いといて、久々の一般道!
うぉおおおお、この案内板の色も方向も久々な感じがする…!
さて、この日の目的地は青森県の北部になるのですが、ちょいと立ち寄りたい場所があるので真っすぐに進みます。
あすなろ温泉にやって来た!
ナビに導かれてウネウネと…たぶん変わったルートで進んでいるんだと思います。
明らかに工業地帯のような場所もあったし。あと合間に見える雪の高さがすごい(笑)
先程の青森中央ICから10分程進み、あすなろ温泉という場所にやって来ました。
昨日までは高速道路だったので温泉探しが大変でしたが、一般道に降りてしまえばこっちのもの!銭湯に温泉に探し放題!!
…というわけでもないんですけどね(笑)
九州は大分県を中心に福岡県南部や熊本県の阿蘇地方などで温泉だらけなので探すのは簡単、というかマジで温泉だらけなのですが、本州に来ると場所によってはなかなかそうもいかなくて。
青森県も全域でみると温泉は結構あったのですが、僕の進みたいルート上には中々良い所が見つからず、やっとこさ目星をつけたのがこちらでした。
あすなろ温泉、〒030-0136 青森県青森市牛館松枝6−3
5時から24時まで営業しているとのことでかなり訪れやすそうな環境ですね。混みあうのは苦手なので今日も昼過ぎに訪れましたが、そのかいあって他のお客さんはほぼ皆無!
ありがたくゆったりとさせて貰うことにしましょう。
最近しみじみと感じているのが家族でのお風呂を探す難しさ
こんな感じで岩盤浴や一般浴など色々とありますが、今回入るのは家族湯です。
これはねぇ…というか、最近しみじみと感じているのが家族でのお風呂を探す難しさですよ。
僕、出版社で今年の4月まで育児マンガの連載をしていたんですけど、過去にこんなお話を描いたことがあるんです。
内容がかなりシビアだったので担当編集さんと何度も練り直しをして出来上がった内容で、僕の中ではわりと構成に苦労したのですが…描いて良かったなと思える物でもありました。
↑【もりりんパパと怪獣姉妹 第56話】より
ざっくりと言うと、僕は男兄弟しかいなかったので女性のことはほぼほぼ分かっていなかったんですよね。大人になるまで。
そんで、大人になって人と付き合いだして生理のことを詳しく聞くようになり、少しづつ学んでいきました。
(あ、連載文にも書いていますが、こういう内容を構成する際は本人たちに許可とってます。育児マンガの方を読んでくれている人は分かると思うけど、この辺ちゃんとしないと家族からマジで怒られるので)
そんで子ども達が大きくなって、長女の生理が結構重い事を知り。…妻も軽い方らしいのでこれに関しては夫婦ふたりで色々話したり模索したりしました。
あまりにひどすぎる日は学校を休ませたりもしましたね。
そして、これはもう女性からしたら信じられない話かもしれませんが、僕は生理中に温泉に入るものではないというのも全然意識できていなくて。
まぁよくよく考えたら分かるものなのですが、想像すら出来ていませんでしたね。(すみません)
と、ここで上で書いた”最近しみじみと感じているのが家族でのお風呂を探す難しさ”問題に繋がります。
あと補足すると、うちは僕以外みんな女性なのでそういった類の話はバンバンしますし、なんだったら下着姿で全員家中ウロウロします。男家族で育った僕は最初戸惑いましたが、さすがにもう慣れました(笑)
- で、生理中に温泉には入らない
- しかし車中泊の時には温泉を利用する
- どのタイミングで生理が来るのか確実には分からない
- じゃあ家族湯を探せば良いが、本州にはそこまで沢山ない
- というか、僕の進みたいルートの近くに温泉が少ない
こんな難題が僕の計画を襲うようになりまして(笑)
長女曰くルナルナである程度予測できるし、私はあんまり遅れることないよ~とのことでしたが、この車中泊の際はまさかの2週間以上遅れてとちゅうで一旦計画を見直しました。
なんか、今回遅れていると思えば思うほどどんどん遅くなった気がするけど、本当のところは何故かよく分からん。とのことです。
最終的に先に生理がきたのでお風呂の計画は普通の銭湯に戻したのですが、ここ”あすなろ温泉”はルートもちょうど良く評判も良かったのでここのみ計画に残したというわけでした。
こんな感じでやって来たというわけです。
でも大切なことですもんね、デリケートな内容ではありますが、気兼ねなく話してくれる家族に感謝ですし、知ることで僕も配慮というか、色々と考えることが出来て良かったなと思えています。
家族湯の色々注意点とか感想とか
では早速受付で指定された家族湯の部屋へと向かいます。
ここはかなり多くの家族湯があり、しかもお値段も1時間1600円、1時間半2400円、2時間3200円、3時間4800円(人数制限なしだったかな?たしか)とかなりリーズナブルな設定です。
値段が温泉密集地である大分県の別府や福岡県の朝倉に近くてびっくりしました。
今回は10号室。浴室のとなりに和室の休憩室もついています。素晴らしい…。
浴室&洗面台。温泉というよりは銭湯といった感じの中身ではありますが、全然十分です。
なんせ値段がめちゃくちゃ安いのだから。
そうそう、ドライヤーとテレビは別途お金を入れる必要があるのでその点には注意が必要です。
ドライヤーの方は10円玉が必要ですが、受付で両替もしてくれます。
受付でも説明されますが、入室してから自分たちで蛇口をひねってお湯を出さないといけません。
ただこれだけだと暑すぎるので手前の水の蛇口もひねって温度調節が必要です。
あと、これも安いので仕方がないのですが浴室内にシャンプーやリンス・石鹸などは設置されていません。受付でもそこまで高くなく売っていますが、最近ではドラッグストアで安く売っているので予め買っておくとよいでしょう。
シャワーの出はけっこう強めでよかったと思いますね。
湯も気持ちよく、時間もちょうど良くでまったりゆったりとして疲れが飛んでいきました。
熊…
あっという間に1時間が経ち、受付に鍵を返しに戻っていたのですが…
2階があることをここで知り、ちょっと覗いてみると
は?
熊…なんで?
そしてでけーよ
若干遠近法が働いていますが、長女と比較するとこんな感じ。
なんでこんなの階段に飾ってんのよ、こえーよ。
とまぁ、こんな感じのあすなろ温泉でした。
そういや受付の高齢男性と女性、夫婦かどうか分かんないけど僕たちと話す時は標準語なんですけどね。
あとで雑談が聞こえたんだけど何を言っているのか全く分からない方言でした。すごかった…なんか生で聞けてちょっと感動でしたね。
(僕初めて関西に行った時も関西弁に感動したので、この感情に全く他意はございません。マジで感動)
目指すは青森県の道の駅
さて、時刻は13時過ぎ。さっぱりして疲れも取れました。
ここからは青森県の道の駅で休憩をしつつ、更に北を目指して進んで行くことになります。
が、今回のお話はここまで、続きは次回となります。
また次のお話にもどうぞお付き合いください!
今回のお話の続きを読む場合はこちら↑↑↑をご覧下さい。続きのページは公開開始後に表示されます。
これまでの車中泊旅行記
かなり古い記事もあるので今と書き方が違うものもありますが、良かったら併せてお楽しみ下さい。
以下、車中泊メニューです。
コメント
青森市に住んでた時に、社宅の風呂が壊れて届くまで一カ月。
あすなろ温泉に通いました〜♨️
懐かしい。
熊はわからなかった
津軽弁、そりゃ分からないですよね笑笑
٩( ᐛ )و