名門大洋フェリーに乗ってみよう
さて、もはや僕の車での旅でも関西から九州への移動に関しては定番となってきたフェリーでの移動。
なんで定番かと言うと…
僕にとってこの間の移動に関しては車移動よりもメリットが遥かに大きいからなのです。
名門大洋フェリーのメリット
高速道路を走るよりも当然ですが疲れない移動。
寝ている間に目的地に到着です。
高速道路の場合
僕は車移動が好きなので行きがけは高速道路を使用しますけどね。
年齢的にも段々と短時間での長距離移動がきつくなってきているところなんです。
上記グーグルマップが示すように頑張っても5~6時間、途中休憩を入れたりするとあっという間に8時間くらいになってしまいます。
車種にもよるけど、僕の車だと給油2回(旧型ライフ)、嫁の車でも1回は途中で入れていますね~。
フェリーの場合
で、こちらがフェリー。
時間は相当かかります。
例えば今回僕たちが乗った便は1便で17時大阪南港発の翌朝5時30分に新門司港着。
ただその間にゆったり出来ますし食事もお風呂も、そしてお酒を飲んで寝る事もできますからね。
これは相当なメリット。
しかも料金もそこまで高くないというのもポイントで…。
名門大洋フェリーは予めネットで予約すると30%OFFにもなってしまいますからね。
高速道路料金やガソリン代・車のタイヤなどの各部の消耗等(嫁さんが一番気にするのはこれ)を比較しても、フェリー移動にメリットが盛り沢山です。
夕方に乗船して、1600円(※2020年1月現在)でのソフトドリンク付きバイキングで食事。
その後船内にある銭湯かシャワー(料金なし)でその日の疲れと汚れを落とし、朝目が覚めたら九州へ到着!
こんなのも良いでしょう。
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
料金は人数とお部屋のランク・そして車の車種にもよるのでここには掲載しませんが、その辺のシミュレーションもできるので良かったらどうぞ。
乗船はQRコードで楽ちん
さて、僕たちは乗船受け付け開始時間(17時出航の場合は15時)直後に大阪南港に到着。
それでも割と車が停まっていたことにびっくり。
みんな早いなぁ…。
で、16時ごろに早く来た順に乗船。
車が相当多いですが、係の方がキビキビと誘導してくれるので安心です。
予めインターネットにて予約している場合は車種等の入力が終わっているので、車から降りて建物での受付などはしなくてOKです。
このようにQRコード付きの用紙を印刷して用意しておけば、係の方から提示を求められた際に渡すだけで乗船手続きが完了してしまいます。
これは楽ちんですね。
ただ、気を付けるポイントが2つ。
- 家族それぞれにQRコードの用紙が発行されるので、全員分印刷しなければならない。(わが家は4枚)
- 原則印刷をするように言われているが、別に乗った際にスマホに表示して係員の方に読み取って貰う事も可能だった。ただし画面の明るさを最大にしないと読み取れないとのことなので、その点に注意。
この2点を気を付ければ、とても楽ちんに乗船することが出来ます。
どうぞ参考にされて下さい~。
駐車場の様子
駐車場はこのような感じになっています。
結構すし詰め状態に車を停めることになりますが…原則係員の指示に従って進むのでまず問題はないでしょう。
そしてエレベーターで船内へ。
駐車場は何階にも分かれているので正直迷います。
エレベーター付近にこのようなカードが設置されているので、僕のように自信のない方は取っておくとよいかと思われます。
船内へ
天井は低いですが結構きれいで広々としています。
お部屋のタイプによっては鍵が必要になってくるので、カウンターに行って先程のQRコードが掲載されていた用紙を係の方に見せて下さい。
ここでもスタンプ発見~~~!!
とにかくスタンプ命な次女さん(笑)
今回の旅で何枚あつめたのかしら。
そうそう。
船は港を離れると翌朝まで駐車場に戻る事ができません。車に必要な物を忘れないようにご注意下さいね。
案内所があるフロアは5階。
僕たちの今日停まるフロアは6階なのでエレベーターにて移動します。
僕の乗っていた車椅子はギリギリ入るサイズ。あんまり広いエレベーターではないですね。
んで、部屋に必要最低限の荷物を置いていよいよ船内の探索開始です!
次女と嫁さんは1回、僕は2回目の乗船なんですけどね。
長女は生まれて初めてなのでちょっぴりワクワクしているようでした。
まぁクールなヤツなのであまり表情には出しませんが…。
喜んでいるなら良しとしましょう(笑)
出航。そして船内バリアフリーのお話
17時になり、いよいよ船は九州に向けて出発しました。
動き出す船に興奮している嫁さんと子ども達。
それを遠目に車椅子から眺めるワタクシ…。
ざっくり言いますと、船内のバリアフリー対応は完全ではありません。
これは公式HPでも記されていますが、正直あまりよろしくありません。
僕たちが今回泊まった部屋はツーリストというボックス型のカプセル方式みたいな感じなのですが、その入口のドアが狭すぎて車椅子を少し折りたたまないと入れないんですよね。
これは多分以前泊まったシングルルームも同じサイズの扉だったと思います。
その他ちょっとした移動に不便を感じることがありましたので、その点に留意されて下さい。
そこまで作りの新しい船でもないですからね、確か。
今後に期待、といったところでしょうか。
明石海峡大橋を眺めながらのバイキングレストラン
僕たちの乗った1便(17時出航)のレストランは17時開始ですので、出航したらすぐにご飯の時間となります。
※因みにこの数か月後に乗った2便(19時50分出航)は19時にレストランがオープンしました。
オープン直後は混雑しますし、窓際の席は全滅です。
可能であれば乗船後すぐに並ぶのもアリかもしれませんね。
料金
料金は…
- 大人:1,600円
- 小人:1,100円
- 幼児(4~5歳):500円
です。
※食事利用時間は90分。
※料金には消費税が含まれている。アルコール類は別料金。
ちょっと高い(子どもは)ですし内容もお値段相応かそれ以下…かな?
まぁ他にご飯を食べる手段としては売店で買うか持ち込むしかありませんのでね。
仕方ないです。
この夜はもう運転がないのでしっかりと頂きます。
これがうまいのなんの。
そして、バイキングのお値段は内容と比較して高めかもしれないと書きましたけどね。
座る席によってはそんな気持ちはふっとぶんです。
眺めがヤバい
途中明石海峡大橋の真下を通るのですが、これがいいんです。
その先には神戸の街並み。
冬だと暗くなるのできらびやかに見えてステキでしょうね。
風景を楽しみながらの食事(とビール)、最高でした。
で、その内段々と暗くなってきました。
そろそろ次の行動へと移りましょう。
船内のWi-Fi環境
え~っとですね、控えめに言ってざっくりクソです。
申し訳ないですがこれは言葉の通りです。
ただ、精度は以前より増しているような?
5年前に乗った時は本当に壊滅的でしたが、今回はフロアにいる場合のみまだ辛うじて繋がる時がありました。
(室内は諦めて下さいw)
年々強化しているのかな?と感じました。
こちらも今後に期待ですね。
シャワールーム
普段は銭湯の方を選ぶのですが、この時僕は1人での歩行が困難でしたからね。
他の方に迷惑にならないシャワーの方を利用してみることにしました。
場所はトイレのすぐ奥。分かりやすいです。
荷物置き場。
これは銭湯と同じ。馬油のシャンプー・リンス・ボディソープですね。
九州でよく見かけますが、個人的には結構好きです。
洗い場の広さは比較対象を写し忘れたので分かりにくいですが、狭くもなく広くもなく。
普通サイズなのではないかと。
そして靴置き場。
船の中なのでどうしてもたまに揺れてしまいますけどね、そこまで気にならないかと思います・
気持ち良く汚れも疲れも洗い流すことが出来ました!
お土産コーナー・ジュース販売・ゲームセンター
お土産は大阪と京都のものが目立ちました。
他にも九州のお菓子などなど。
あ、お土産は普通ですがカップ麺などは凶悪なお値段設定になっていますのでご注意下さいw
300円くらいしたと思いますwww
ビール類は販売機でしか売っていません。
あと、22時で販売中止ですがこれは納得。船内で泥酔されたらたまったもんじゃないですし何かと問題が増えそうですからね。
ゲームセンターは撮影し忘れましたが、スロットが10台くらいにクレーンゲームが数台だったと思います。
ちょっとした暇つぶしにはなるかもしれませんね!
1便の消灯は21時30分
この便は朝5時30分に門司港に到着。
つまり早い方は4時台に起きるのでかなり早寝の方ばかりです。
その関係で消灯時間が早いのでご注意下さい。辺りはあっという間に静かになりますので、協調性のある行動を~。
因みに今回泊まったツーリストはこのような外観。
これは通路を挟んで反対側の嫁さんと次女の寝る方から撮影しました。
僕の目の前には長女が。
男性もいるフロアなので女性陣は寝る際にカーテンを閉めさせて、僕は全開で寝ましたけどね。
広さは身長174センチの僕だったらかなり余裕があります。
貴重品は一括して僕が持っていたかな?
あ、女性専用のフロアもありますのでご安心下さいね。
因みにこの時の僕の足。
病気が悪化しすぎて壊滅的でした。この時は酷かった…。
朝5時30分着!そして旅の終わりへ。
ここからは一気に家まで帰ったのであまり書くことはないですけどね。
朝4時台に起床して着替えやら洗面やら何やらかんやら。
あっという間に到着時刻となりました。
ここのエレベーター(6階)部分はスカスカ。
しかしこの下はかなりごった返しているので要注意です。
駐車場に降りることが出来る時間は決まっていますし、そこから車を発車させるのにも係員の誘導の元行わなければいけませんし、ここで遅れてしまうと後続車に迷惑をかけてしまいますからね。
皆さんセカセカしているような気がします。
そんなこんなで船を降り、そして自宅へと向かったのでした。
ありがとう、名門大洋フェリー。
そして、ありがとう。大阪!!
そしてそして、ありがとう。車いす!!!
実はこの後6時半に自宅に着いたのですが、僕と嫁さんはそのまま仕事。
子どもたちは夏休みでしたが、僕たちは眠い目をこすりつつ職場へとむかっていったのでした(笑)
おしまい。
長くなり、そして更新もかなり間が空いてしまいましたがこれにて”令和最初の大阪!弾丸旅行2019”の旅行記は完結です!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
次のシリーズはまた数日後に開始したいと思います。
コメント
うちも北海道旅行のときはいつもフェリー。フェリーの旅も楽しいですよね、ゆっくりできるし。
それにしても足が痛々しい。歩きすぎたのかな。
擬似船旅を堪能しました〜〜〜!!ありがとう٩(●˙▿˙●)۶
船の旅が大好きなんです。
予定ではそろそろ仕事を早期退職して船で世界旅に出かけているハズだったんですが、人生いろいろありまして、もう少し後になりそう・・
船をみるとテンションあがりま〜す♪世界の前にまた九州にも行きたい(((uдu*)ゥンゥン
フェリーってもう長年乗ってないから懐かしい~~~
うちの姉がコインゲームで大当たりして、到着までずっと遊んでたっていう記憶が^^
あっ、ビー玉さん!フェリーで一緒に九州旅、したいですね~( ´艸`)
いやあ、いいですね!今度九州に遊びに行くことが出来たら、是非フェリーで!と決めましたよ!
小生はまだ一回しか乗ったことがないんですよねー。東京竹下桟橋から九州は宮崎の日向まで!あの時はお金をけちった旅行でしたので、二等客席w雑魚寝でしたわwwですのでもりりんパパの今回の記事、かなり参考になると思いますよー!
船旅って良いですよね。( ^ω^ )ニコニコ なんだかわくわくするんだよな。