新たな仲間と共に…京築きょうだい会!
2018年2月26日。
この日は朝から地域内にある社会福祉協議会へ行ってきました。
3ヶ月に1度のきょうだい会の定例会へ。。。
おっ、今回は何と案内板があります(笑)
社協のKさんとNさんが用意してくれたのでしょう。
ありがたいことです。
そしてなんと。
今回は僕たちの活動するきょうだい会に新たな仲間が誕生しました。
前回…冬に筑後きょうだい会の皆さんに会いに行ったときにいた、あの大学院さんです。
まさかの彼がこちらのきょうだい会にも参加してくれることになりました。
自宅からこっちの方が近いらしいんですよね。
で、筑後きょうだい会の方が規模が全然大きいのであちらとこちらと2重に参加(´ε`;)ゞ
いや~ありがたいです。
そんでもって更にありがたいことに、あれからこのブログを読んでくれているみたいなので伝言しときます(笑)
筑後きょうだい会にまた参加したら、あちらの情報も教えて!
僕も個人的にまた参加したいので!
(最近記事で伝言をすることを覚えたワタシです)
さてさて…ここまでは穏やかなムードなのですが、ちょいと今回は色々とあります(-_-;)
障がい者の親の会のリーダーが現れた
昨日は社会福祉協議会内で僕たちの活動とは別のイベントが行われていたんですよね。
僕たちきょうだい児は障がい者の兄弟姉妹。
そのイベントの主催は障がい者の親の会で、様々な団体が参加する大きなパーティーが行われていました。
その中で主催のリーダー格の方とちょっとだけお話をする機会があったんです。
…が。
ちょっとね、完全に意見が割れた部分がありましてね。
僕、基本物事は静観するタイプなのですが平和主義者でもないのでですね。
自分の中で感情を落とし込めない時は議論したがる人です。
久々にメラメラと何かが吹き上がりました。
その模様は下で書きますが…。
側にいた社協のKさんNさんは見ていてとにかくヒヤヒヤしていたらしいです。
すみませんね(^_^;)
あと…ここから書く内容は(さらっとしか書かんけど)社協も会も関係なく、完全に僕個人的な意見なのでご了承下さいませ。
障がい者の家族と言えども、親と兄弟姉妹とでは考え方が違う部分も当然ながらあるものなのですよ。
どちらが正義とか悪とかは全くないんですけどね。
ただどちらも真剣なのでこういう事も必然、なのかなぁ…。
うちの母親なら両方理解出来るのかな?
今度実家に帰ったら全て教えるから意見をおくれ(また伝言)
”きょうだいの会なんて必要がない”親の会のリーダー
さて、ちょっとだけお話をさせて頂いた障がい者の親の方。
この方はリーダー格の方なのですが…。
どうにもね、きょうだい児の会というものに若干抵抗があるのかな?
あまり必要性を…というか全く感じていないように受け取れたのです。
僕個人的にはですけどね。
障がい者の親と兄弟姉妹、どちらも障がい者の方の家族に変わりはありません。
そして前置きとして障がい者の方は何も悪いわけではありません。
うん…これは当然です。好きで障がいをもって生まれたわけじゃない。
この前提条件がないと話になりません。
ただ…一般的に障がい者の方やその家族に対する風当たりが悪い事も現実。
僕も記事にガッツリと書いていますが、子どもの頃に結構辛い思いをしています。
僕の小学生時代から結婚に至るまでの様々な出来事や思いを記していっています。(2020年5月現在執筆中)
こんな辛い思いをしたのだから!とか…
こんな差別を受けたのだから!…とか。
そのせいで人生が狂ったとか言う泣き言やお涙頂戴的なことを言うつもりは毛頭ありません。
むしろ逆に貴重な体験をして人より数倍心が強くなった自信はあります。
(いや、仕事や人間関係でたまに心が疲れきることはあるけどなw
でも何度でも立ち上がって乗り越える強さはあると思う)
その上で、僕としてはきょうだいよりも親の方が数倍も辛かったり大変な思いをしていることも理解出来ています。
だってその背中を見て育ってきたから。
だから…過去記事にも書いた通り、自分の中の辛さや泣き言を親に言わない選択肢をとったんです。
それ以上に親を悲しませたくなかったから。
きょうだい児のみんながみんな同様に思っている訳ではないですよ?
中には酷い扱いを親から受けていたきょうだいだっていますし。
でも、統計を見たり聞く限りだとそのように感じてグッと堪えてきた人はかなり多い様子です。
親には言えない…
友達になんてもっと言えない(むしろ隠したい)
先生は(少なくとも僕の子ども時代に関わった人は)全く宛にならない。
むしろ敵対する立場であり、障がいに対する知識や配慮は皆無だったとも思える。
全て自分で背負い込む。
人によってはそこから荒れたり家出をしたり…
この辺の感情はTwitterで#きょうだい児で見るとかなり書いている人が多いです。
僕は大人になってからきょうだい児の会というものを知りました。
障がい者の親の会はよくあるけど、きょうだいにスポットを当てたものはかなり珍しい。
全国的に見ても活動をしているきょうだい児の会はかなり少ないです。
そして知名度は圧倒的に低い。
大人になってからこの会を知った僕の感想は率直に子どもの頃にこういうのがあればよかった、でした。
上にも書いた通り、人に相談や話したりすることが難しいかなりデリケートな内容。
でも…同じ境遇の人になら驚くほど話せるし、ホッと出来る不思議な空間がそこにはありました。
そりゃあ他者から見れば傷の舐めあいや愚痴の言い合いに映るかもしれませんよ?
でも、そこで一旦感情をフラットに出来る可能性はある。
人によってはそこで荒れた心を整えたり出来る可能性だってあるんです。
勿論そこからどのような人生を歩んでいくのかは、その人次第ですけどね。
この日は時間が限られていたのでここまで踏み込んだ話は出来ませんでしたけどね。
この方に伝わるかどうかは別にして、そういう風に思う人(きょうだい)も沢山いるということは伝えたかったな…。
てか話もろくに咀嚼しようともせずに、真っ向からきょうだいの活動を否定気味に聞く姿勢はどうかと思うがね。
当人はそんなつもりはなかったのかもしれないけど、僕個人的には多大にそう受け取れたけどな。
まぁ…それこそ追求しようものなら水掛け論からの口論に発展するか。
…ちぇ。
別にきょうだい達が集まって、それぞれの親の悪口とかを言うわけではないんだけどな…。
何とも腑に落ちないね。
とまぁ…
いろいろとありましたが、そのパーティー自体はとても華やかで楽しそうでした。
そこには色々な考えさせられる物があり、それこそ様々な人に見てもらいたい物ばかりでした。
そして僕たちの定例会が終わった後、施設内のレストランで社協の方と期待の新星大学院生くんとご飯を食べてその日はおしまい!
色々とあって考えさせられる会でしたが、勉強になりましたね。
次回の定例会は5月!
今度はどうなるのかな…
色々とやりやいことが多いのでこれからが楽しみです。
(2018年2月26・27日FC2ブログ更新分を再編成)
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