コロナの検査を受けた日、世間から消えてしまいたくなる重圧に。それが受けた側の心理だった。

伝染性単核球症・リウマチ闘病2020~
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伝染性単核球症&リウマチ記事の一覧はこちら↓↓↓
その1
もう8日も高熱が下がりません
その2
PCR検査を行いました もう1人で歩けません
その3
入院しました
その4
血液検査の数値が悪すぎて退院が遠のく…
その5
少しずつ歩けるように そして点滴とご飯が…
その6
病名は、伝染性単核球症
その7
何とか退院しました
その8
コロナが全てを奪っていく…
その9
世間から消えてしまいたくなる重圧に それが受けた側の心理だった
その10
退院後初めての検査 血液検査での数値の行方…
その11
症状が悪化してイラストが描けない
その12
いま病気になると普段よりツラい…感染疑いで自主隔離へ
その13
慢性化すると死がかなり近くなる”伝染性単核球症”とは
その14
悪化していく体調と検査結果 その他近況
その15
PCR検査が確定するまでの10日間 その地獄の裏側と保健所とのやり取り詳細
その16
自己免疫疾患併発の可能性
その17
悪化し続ける病状や体調・心の状態
その18
血液検査とこれから
その19
仕事中にぶっ倒れる
その20
痛みで箸やペンが握れない日が訪れる
その21
総合病院にて8時間を超える検査の果てに
その22
そして大学病院へ行くことに
その23
大学病院で検査開始!そして先生から衝撃の一言
その24
ステロイドの服用が始まりまして
その25
ステロイドの副作用に倒れる そして難病の名
その26
検査結果と体調があまりよろしくない
その27
入院して初めて感じた身バレの恐怖
その28
入院から7か月 体調すぐれず今月は1勤1休に
その29
僕の病気の近況・心境と母が癌になったお話
その30
癌の手術終了&病気の近況とか
その31
くすりの副作用に倒れる 薬と毒は紙一重
その32
完全に休職して療養に専念することに
その33
療養で休職から1か月 病状は進行中で控えめに言って
その34
副作用が予想以上だった 伝染性単核球症の慢性化や合併症に日々悩まされているお話
その35
昨日は車椅子で大学病院へ 体調急降下中
その36
入院から11か月経過 例の薬は先月比2倍
その37
非常に悔しい結果になってしまいました
その38
ありがとうございました
その39
病状悪化の為、色々と秒読み そんな今この時にできること
その40
近況報告や病気の状態、今後などなど
その41
入院して1年4か月 数値の関係で次回追加検査
その42
大学病院の臨床研究に参加することに
その43
リウマチ患者と高校生がコロナワクチン2回目接種で大変だったお話
その44
リウマチ用に届いたNEWアイテムがちょっとヤバい
その45
会長を引退します、ごめんなさい
その46
最後の療養の為しばらくお休みします
その47
病気を乗り越えて、2月から
その48
長女が大人になる前に確定診断を
その49
副作用でダウン中

2020年3月の頭に調子を崩し、その後数週間続いた38度以上の熱。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で病院を受診しても中々進展せず、PCR検査で陰性となってからようやく前進。しましたが…

時既に遅く大幅に悪化した挙句、退院後も完治せず大学病院で検査と治療を続けています。

 

”伝染性単核球症”の検索から来られた方はよかったら併せてご覧下さい。
同様の病気の方の参考になれば幸いです。

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コロナの検査を受けた日、世間から消えてしまいたくなる重圧に。それが受けた側の心理だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あの時…

8日間熱が出た時。最初に個人病院に行った際にコロナの検査を進められました。

血液検査でウイルス感染をしている結果が出ましたからね。

 

それで保健所に連絡するも、条件を満たさないので検査はできませんと言われ。
(すごく丁寧で優しい対応ではありました。しかし、国の定める決まりを満たさない限りは検査はできないそうで。)

 

翌日嫁さんと総合病院に行くも、発熱外来でインフルの検査と肺のレントゲン&CTの検査を行いつつ病院が保健所に連絡するも、やはりコロナの検査はできないと言われて状況は進展せず。

 

内心、コロナやインフルの検査はもういいから、このきつい状況の原因を調べてくれ!!と思っていましたけどね。

このご時世ではまず疑われるのはコロナで、それが陰性と分からなければ次のステップには進めないようなのです。

しかしコロナの検査をする条件は満たさない。

 

 

 

どうしろってばよ。

 

 

 

そんな感じで僕の病状はますます悪化。

精神的にもきつくなり、自分でもコロナウイルス感染を疑いだして不安になっていく。

 

”もしも自分がコロナウイルスに感染していたらどうしよう”

”福祉施設に勤める身だから、きっと他県のようにあっという間にニュースになって晒される”

”もうこんな自分なんて消えてしまいたい”

”どうしよう、どうしよう…” 

 

こんなことを考え、かなり不安定になり嫁さんに当たったりもしました。

もういやだ、消えてしまいたい…。

 

しかし、そんな僕を嫁さんは懸命に心配してくれて。

おまけに職場は誰がもしコロナウイルスに感染してもそれは仕方がないから、と言ってくれて。

もちろん、近隣地域で感染者が出た場合や自施設で出た場合にどういった対応をするのか、というフローチャートは出来上がっています。

自施設の場合、ショートステイとデイサービスは即座に営業中止です。

それなのに、感染者へ手を差し伸べてくれている。

ニュースに出て全国的に悪い意味で有名になってしまうかもしれないのに。

 

それらのおかげで僕の気持ちは吹っ切れました。

こんなことで腑抜けている場合ではない…と。

 

しかも僕は一家の大黒柱で父親。

こんな弱った姿をいつまでも子どもたちに見せるわけにはいかない、と。

 

そして病院へ再度行き、いよいよコロナウイルスの検査を行い、ここから急展開を迎えていくのでした。

 

続いた熱のせいで3日程ほぼ寝れず、ご飯も全く食べられなかったのでフラフラでしたけどね。

1人で歩くことがほぼ不可能で途中から車いすで移動しましたし。

 

で、昨日の続きですね。

こんな感じでコロナ感染を疑っていた時の精神状況はかなり悪かったんです。

他の人がみんな同じような状況ではないとは思いますが。

そもそも無自覚で娯楽のために出歩いて感染した人なんてコロナに感染したことすら何とも思っていない可能性もあります。

 

だけど。

 

不安に押しつぶされそうな人は多いと思います。

海外では感染したことによって世間からの目が恐ろしくて自死した方もいました。

 

だから、犯人捜しはやめて欲しい。

自分がこんなことになる前にも書きましたが、てかあの時点でまさかこんなことになるなんて想像もしていませんでしたが。

そう思って今回このお話を書きました。

 

コロナは恐ろしいです。

色々な大切なものを・人を・出来事を消し去ってしまいます。

今できることは近隣地域で感染者が出ても犯人探しや差別をすることではありません。

如何にウイルスが広がらないようにするか、可能な限り外出を自粛することだと思います。

 

昨日も書きましたが、大切な人が消えてしまったあとでは遅いです。

今の時点で自分に出来ることをして下さい。

そう切実に願います。

 

話は変わりますが、明日は退院後初めての検査に行ってきます。

結局まだ仕事復帰できずに自宅待機していますが、明日の結果次第でそろそろ職場に戻れるのでは…と思っています。

 

が、次回はこのお話は記事にしません。

そろそろ元来書くべきお話を進めないとですもんね。

というわけで、次回は”きょうだい児で何が悪い・20話”をお送りします。

こちらの展開も暗くなってきましたが、まだまだ序の口です。

それでは…。

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