行方不明で警察沙汰に
低学年の頃は常に手を繋いで歩いていた。
なぜなら、繋いだ手を離すとどこかに行ってしまうようになった。
この頃からいわゆる徘徊(本人には意味のある散歩。だが周囲は分からずに困惑・混乱する)癖があって大変だった。
何故急にそれが始まったのかは分からない。
とにかく突然そういった行為が始まった印象だった。
で、本人の中では意味のある散歩だったのだと思うが、僕たちからするとこれはただの家からの脱走だった。
そしてどこに行くのかはとにかく見当がつかなかった。
特に外出先でそのパターンが多かった。
そしてそのまま行方不明になる。
そういった時は暫く身内だけで探して、三~四時間しても見つからない時は母が警察にお願いに行っていた。
だけど、不思議なことに見つからない時も一定時間を経て自力で帰宅することが殆どだった。
それはとても嬉しく安堵の時ではあったが、繰り返される行動に次第に僕たちは疲れ果てていくのだった…。
以下、エッセイ漫画の目次一覧です。長いので10話毎に分けています。(0~44話までが第1部)
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コメント
(-ω-;)ウーン なぜなんだろう。
なんだろう?違う世界をみたかったのかな?旅好きの血?
私も俳諧癖があったんだけど、今思うと逃避だったのかもしれない・・
何か気になるもの、音、光があったのかもしれないね。
目を配っていても突然、、、これはうちの子にもたまにあって。
興味があるおもちゃとかがあって行ってしまうという感じ。
本人はもちろんわざと親の目をぬって、と思っていないけど、親は本当に焦る><
うちの亡くなった祖母がよくあちこち行方不明になってたことを思い出しました。ばあちゃんの場合は認知症だったんだけどね。ヒロ君はなんでたろう。何か抜け出したい気持ちとかがあったのか、冒険したかったのか。