残酷な質問
普通の幼稚園から”恵光園こどもの家”という児童発達支援センターに行くことになったヒロ君。
そして、併せて療育センターにも通うことになった。
当時は毎週金曜日に僕の学校が終わってから療育センターに行っていた。
よく分からず僕はついて行っていたが…正直不思議な感じではあった。
僕の友達に同じようにしている人はいない。
そして、ヒロ君と同じような兄弟がいる人もいない。
なんでだろう、不思議な、違和感…。
そして僕はついに母に聞いてしまった。
母からの返答はヒロ君は病気だからこういった症状なんだよ、だった。
親としては説明しにくかっただろうし、障がいということを認めたくもなかったんだと思う。
障がいを認めないと自分の中に落とし込めないし、それを僕に説明することも出来ない。
そして、この時点では障害があるということを認めたくない。
子どもだから仕方ないけど、今振り返るとかなり残酷な質問をしたな…と思う。
…僕が”ヒロ君に障がいがある”と母からはっきり聞いたのは、これから何年も何年も先のことだった。
以下、エッセイ漫画の目次一覧です。長いので10話毎に分けています。(0~44話までが第1部)
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電話番号を含むお知らせフォームも用意しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。多くの方の障がい者の兄弟(きょうだい児)会の活動への参加、お待ちしております。
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コメント
衝撃だろうな。ウスウスは気付いてただろうケド、面と向かって言われると。
子供は結構平気で聞いちゃいけない事を聞いたりしますからねぇ!お母様の心のうちを考えると辛くなりますね。